2016/09/17

Power BI 勉強会 @ 品川マイクロソフト 登壇します

登壇します!と、思ったら、すでに満席でした・・・

http://connpass.com/event/38446/

Excelのユーザーのための、とうたっていますが、「取得と変換」の話になります。
逆説的なお題ですけど、以下のように思うんですよね。

  • CSVファイルの取り込みで「取得と変換」使わない理由がわからない 
  • 複数のワークシートからデータまとめる仕事なのに「取得と変換」を使わない理由がわからない
  • 複数のブックからデータをまとめるのに「取得と変換」を使わない理由がわからない
  • その、ピボットテーブルの表を活用するのに、「取得と変換」を使わない理由がわからない
  • VLOOKUPを使った数式を1万行とかのセルにコピーして「遅い」とかいうのはきつい・・・
「取得と変換」を Power Query に置き換えてもらっても同じですけどね。

データ分析結果を共有するなら、Power BI Desktop & Power BI Service です。ここで Excel にこだわる必然はないですよ。Power BI Publisher for Excel はありますが、そのダッシュボード作ることができるスキルがあれば、Power BI Desktop でレポート作っちゃった方が幸せになれると思います。

Excel 中心の作業や業務であれば、Power Query = 取得と変換 は今後必須になるでしょう、というか、いまどき CSV ファイルのインポートでテキスト ファイル ウィザードを使い続けるのはいかがなものか・・・です。取り込む時点で、データの絞り込みやら、細かくできないんですから。
そこから VBA もありですが、その前に取得と変換やってみましょうよ、と思いますね。

リレーションシップも取得と変換によるクエリがベースになります。Power Pivot は使わなくても、ほぼ同様のことを取得と変換でできます。今となっては Power Pivot の必要を感じません。
DAXをやってメジャー作るなら必要か、と思っていたら、Excel の実装はすごくて、データモデルとして登録すれば、Power Pivot を使わなくても、データモデルのピボットテーブルで、メジャーを DAX で作れるんだから、すごいよね。


みたいな話をしたいのですが、いかんせん50分くらいしかないので、絞り込まなきゃいけません。
少しでも参考になる情報を共有できれば!と思っています。
Powered by Blogger.

自己紹介

自分の写真
1989年新卒で日本IBMに入社しダウンサイジング担当としてホストコンピュータと繋げるオフコン、UNIX、PCサーバーのプロジェクトを担当。1997年 MSKK(現日本マイクロソフト)入社、NT4出荷に伴い企業向けサポート部門のビジネスマネージャーとして Excel 使いとなり、2002年 にMSMVPなどをサポートするユーザーコミュ二ティ部門を設立、部門をリード。2006年にMSKK退職後、企業向けのITトレーニング会社・団体に携わり、2014年頃よりPowerBI勉強会主催メンバーの一人として参画、そのコミュニティ活動で MSMVP for Data Platform PowerBI 2017受賞。https://mvp.microsoft.com/ja-jp/PublicProfile/5002635 同年にMVP Awardを返上し、アマゾン ウェブ サービス ジャパンに入社、コミュニティプログラム担当として現在に至る。