この投稿は Office 365 Advent Calendar 2015 Dec 8th にもなります。 Power Query や Power Pivot といった Excel アドインが提供され、Power BI というのは Excel が中心になっているような気がしていましたが、最近、どうもその雲行きが怪しいな、と思い始めています。 Power BI のおさらいを含めながら、雲行きが怪しいところを今回はご紹介したいと思います。 Power BI Excel アドインと Power BI Desktop、Power BI サイト の関係 Power BI まわりの Power なんちゃら、、、については本ブログの以下の投稿でまとめています。 Power BI Desktop と Excel...
2015/12/08
2015/11/22
Excel でゼロ パディングしたい – 0で埋める
一般にプログラミングの世界などで、足りない桁数分「0」を追加して長さを合わせることを「ゼロ パディング」と言います。
Excel では 0001 が 1 になる、といった「ゼロがなくなる」ことがよく話題になります。これをゼロ サプレスといいますが、あまりこちらの言葉は聞きませんね。
今回は Excel でのゼロ パディングの3つのポイントをご紹介します。
文字列設定で反映
0001 を 1 ではなく 0001 としてセルで扱うとなると、いくつかの方法があり、そのひとつは、入力されたデータを文字列として扱う方法です。
そのため、セルの書式を「文字列」に設定することが「第1のポイント」です。
設定したいセル・範囲を選択する
Ctrl+1 で「セルの書式設定」ダイアログの「表示形式」で「文字列」を選択して...
2015/11/09
Excel 2016 と Power Query (取得と変換)
Excel 2016 の 「取得と変換」 は Power Query このブログで紹介してきた Power BI Excel アドインの Power Query ですが、Excel 2016 の「データ」タブの「取得と変換」グループにあるリボンコマンドは、Excel 2013まで Power Query アドインとして提供されていたものが Excel 2016 の標準機能になったものです。 Power Query や Power Pivot などの機能は「Power BI」ブランドの仲間としてマイクロソフトから様々な形で提供されていますが、Excel 2016 のトピックとしては、これまでアドインだったり、Homeなどのエディションで利用不可能だった Power Query が標準機能の「取得と変換」となって...
2015/08/06
Power BI Desktop と Excel の Power BI アドイン
ここにきて Power BI Desktop (旧 Power BI Designer)と、これまでこのブログでご紹介してきた Excel の Power BI アドイン(Power Query や Power Pivot)ってどう違うの?という話題が私の周りで聞くようになりました。また、Power BI と Power BI Desktop と Power BI for Office 365 など “Power BI” という単語が付いている製品・サービスの違いについても、新しい機能メインの単独紹介記事ばかりが出てくるため、関連や違いがわからない、という話も私の周りで聞きます。 これ、わかりづらいですよね。 まず、ちょっと交通整理するために、以下の単語を使って区分けしてみます。 Power...
2015/08/01
SharePoint ドキュメントライブラリーの Excel ブックが開けない
[ご注意] 結論はそれかよ!という内容なのであまり期待しないでください。とはいえ1日悩みました。。。 ある日突然 SharePoint Online のドキュメントライブラリーに保存している Excel ブックを開くことができなくなりました。 現象としては Excel Online では開ける、ただし、[ブックの編集] – [Excel で編集] を選択すると開けない。 ブックのダウンロードはできる、ダウンロードしたブックを開くことはできる。 [ファイルを開く] ダイアログからドキュメントライブラリーの URL を指定して、Excel ブックを選択しても開けない。(ライブラリーにブックがあることは確認できる) 開けないときのダイアログのメッセージは以下。 手がかりないですよね、このダイアログだと。。。...
2015/07/10
シート別にデータを分ける – VBA/マクロとピボットテーブルの活用
実践ワークシート協会の通常業務では、なるべく「元データ」は Office 365 の SharePoint か、SharePoint Access アプリを経由して SQL Azure に入力して、クラウド上でまとめるようにしています。 生のデータがクラウド上にあれば、あとは Excel のデータ接続を使って生データをワークシートに取り込み、自分の欲しい形に加工すればよいわけです。おおよそオートフィルターかピボットテーブルで目的は達成でき、ちょっと複雑(複数テーブルを使う、列を入れ替える、削除するなど)になれば、Power Query や Power Pivot を使います。 (Office 365 SharePoint Online のリストアイテムの取り込みは OData フィードを使うと幸せになれることが多い。くわしくはこちらを参照)...
2015/07/07
Power Query から https 経由で SharePoint の Excel ブックを開く
Power Query (2.23.4035.242 June 2015 Release) で https 経由で SharePoint のドキュメントライブラリに保存されている Excel ブック、および OneDrive for Business にある Excel ブックへのアクセスが可能になっていることを確認しました。(もしかしたら、May 2015 Release からかもしれません、、、、) Power Query は頻繁に更新されています。数か月前は https 経由で SharePoint や OneDrive for Biz の Excel へのデータ接続はできませんでした。ローカル PC の同期フォルダーを使っているのであれば、同期フォルダー内の Excel ブックにデータ接続可能でした。...
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自己紹介

- Shigeru Numaguchi
- 1989年新卒で日本IBMに入社しダウンサイジング担当としてホストコンピュータと繋げるオフコン、UNIX、PCサーバーのプロジェクトを担当。1997年 MSKK(現日本マイクロソフト)入社、NT4出荷に伴い企業向けサポート部門のビジネスマネージャーとして Excel 使いとなり、2002年 にMSMVPなどをサポートするユーザーコミュ二ティ部門を設立、部門をリード。2006年にMSKK退職後、企業向けのITトレーニング会社・団体に携わり、2014年頃よりPowerBI勉強会主催メンバーの一人として参画、そのコミュニティ活動で MSMVP for Data Platform PowerBI 2017受賞。https://mvp.microsoft.com/ja-jp/PublicProfile/5002635 同年にMVP Awardを返上し、アマゾン ウェブ サービス ジャパンに入社、コミュニティプログラム担当として現在に至る。