2022/02/05

[Excel BI/Power Query] そのフィルター大丈夫ですか?そのピボットテーブル レポート本当に正しいですか?

かなり前に書きかけていた記事を追記・完成させて公開します。Excel は大量のデータから欲しいデータを絞り込み、集計をするのは得意とするところですし、それを実現するために、SUMIFS 関数などの「数式・関数」を使ったり、オートフィルターやテーブル機能などの「機能」を使ったり、VBA を使ったプログラミングで実現するなど、さまざまな方法を使うことができます。それらの中でも「ピボットテーブル」は本当によく使います。 今回データを「絞り込む」ということに関して、以前、私自身がはまって、その理由が小一時間わからず、あらためて Excel の機能の特性を勉強させられたので、共有したいと思います。特に、ピボットテーブルと取得と変換 (Power Query) のクエリエディタを組み合わせて使っている方は、データの絞り込みの仕組みの違いを意識していないと、以下のような思わぬところで落とし穴にはまるかもしれません。 データソースからデータを絞り込む方法...
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自己紹介

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1989年新卒で日本IBMに入社しダウンサイジング担当としてホストコンピュータと繋げるオフコン、UNIX、PCサーバーのプロジェクトを担当。1997年 MSKK(現日本マイクロソフト)入社、NT4出荷に伴い企業向けサポート部門のビジネスマネージャーとして Excel 使いとなり、2002年 にMSMVPなどをサポートするユーザーコミュ二ティ部門を設立、部門をリード。2006年にMSKK退職後、企業向けのITトレーニング会社・団体に携わり、2014年頃よりPowerBI勉強会主催メンバーの一人として参画、そのコミュニティ活動で MSMVP for Data Platform PowerBI 2017受賞。https://mvp.microsoft.com/ja-jp/PublicProfile/5002635 同年にMVP Awardを返上し、アマゾン ウェブ サービス ジャパンに入社、コミュニティプログラム担当として現在に至る。