バージョン 1704 ビルド 8067.2157 |
データの取得と変換がリボンで標準機能になりました |
この [データの取得と変換] は、Power Query と呼ばれていたアドイン機能が Excel の標準機能として取り込まれたものです。さまざまなデータを扱うことができ、これまで VBA を使わなければできなかったデータの操作・取り込みも可能になっています。
マイクロソフトによる記事
統合された取得と変換(support.office.com)
マイクロソフトによる記事
統合された取得と変換(support.office.com)
上記のマイクロソフトによる記事に書かれているように、この機能は「Office 365 サブスクリプションご利用の場合に限ります。」です。
過去にこのブログでも「Power Query」の機能として、いくつか紹介しています。
過去にこのブログでも「Power Query」の機能として、いくつか紹介しています。
Excel ユーザーのための Power Query
[Power Query/取得と変換] ブックにある複数のワークシートをまとめる
[Power Query/取得と変換] ブックにある複数のワークシートをまとめる 2
CSVファイルの取り込みも、この新しい「データの取得と変換」をぜひ使ってみてください。代表的な新機能として、CSVデータ取り込み時に条件を指定して取り込み件数を絞り込むことができます。大量件数のCSVファイルの扱いで悩んでいる人にとっては、VBA を使わなくても、Excel に取り込むデータ件数を少なくできます。
いやいやいや、それでも前の機能を使わなければならない、いずれは移行するとしても、今は前の機能を使いたい、という方は、オプションで復活させることができます。
[ファイル] - [オプション] - [データ] の「レガシ データ インポート ウィザードの表示」が、これまでの[外部データの取り込み] です。このチェックボックスをオンにすることで、[データの取得] から展開する [従来のウィザード] が追加・表示、その中に復活させることができます。この変更はすぐに反映されるので、Excel を立ち上げなおす必要はありません。
オプションの [データ] でチェックをしたのにリボンに表示されない、と慌てないでください。[データの取得] の下に [従来のウィザード] が追加され、そこにチェックした復活させたい機能があります。
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